■シャンプーを使わない?
- 2016年4月10日
- 読了時間: 3分

日本でも流行の兆しを見せている、シャンプー剤をまったく使わない洗髪「湯シャン」。欧米では「ノー・プー」と呼ばれていますが、これは結局、頭皮に良いのでしょうか、それとも悪いのでしょうか?
シャンプー剤を使わない洗髪が、新しい美容のトレンドになっているそうです。
シャンプー剤に含まれる洗浄成分が、毛髪から健康的な皮脂まで落としてしまうという考えから、シャンプー剤を用いた洗髪の頻度を減らしたり、あるいは完全にやめたりする人が現れているそうです。
たとえば最近、米国の著名人であるキム・カーダシアンは、5日に1回しか髪を洗わないことを明らかにしています。
米ウェストサイド・マウント・サイナイ皮膚科のLamb氏によると、この「ノー・プー」と呼ばれる方法が健康に良いかどうかは、毛髪や頭部のタイプによって大きく変わるため、一概にはいえないと述べています。
「ノー・プー」支持者は、洗浄成分の入った製品を使わずに毛髪や頭皮を洗うそうです。
重曹やリンゴ酢などをシャンプー代わりに用いることもあるそう。日本では、シャンプー剤をまったく使わない洗髪を「湯シャン」と呼ぶことが多いのだそうです。
毛髪はタンパク質でできており、根元の皮脂腺から分泌される油分が毛髪をコーティングし、傷つかないよう保護しています。
米イェール大学医学部のDonofrio氏は、「『ノー・プー』運動の背景には、毛髪に自然な皮脂を残せば、スタイリング剤は不要だという思想がある。ジェルやムース、スプレーなどのスタイリング剤は、定期的に洗髪しなければならない理由のひとつとなる。これらの製品は洗い流さなければ毛髪を痛めうるからだ」と述べています。
しかし、スタイリング剤を使わなくても、定期的にシャンプー剤を用いる理由は存在すると、複数の専門家が指摘しています。植毛外科認定専門医(ニューヨーク市)のDorin氏は、「頭皮からは、皮脂、乾いた汗、汚れ、死んだ皮膚細胞を定期的に洗い落す必要があるが、
『ノー・プー』をうたう製品ではこうした汚れを十分に落とせない。また、
シャンプー剤を使わない人は、真菌や細菌への感染リスクがある」と指摘しています。
Donofrio氏も、「『ノー・プー』では頭皮の炎症、フケやニキビなどが生じる可能性もある」としていますし、
Lamb氏もこれに同意し、「定期的にシャンプー剤を用いることで、こうした問題をコントロールできる可能性がある。
ただし、洗髪頻度に明確な決まりはなく、ちょうどよい頻度を知るには自分の頭皮で試してみるしかない。
『ノー・プー』で頭皮が極めて健康になったという人もいるし、脂っぽくなったり痒くなったりする人もいる」とアドバイスしています。
シャンプーを使わないで洗髪するなんて、気持ちよくないですよね。
でもシャンプーで毎日洗う習慣は100年も経っていないんですよ。
昔は、植物から出るサポニンや水、それこそお湯で毎日髪の毛を洗っていましたからね。
現代、市販のシャンプーが出回り、頭皮やつやの輝き、髪のダメージといった問題提議の広告を目の当たりにして
いるのですが、私たちは過剰に反応しているのかもしれないですね。


















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